ピンポイント・バグ

BFD というドラム音源があり、いい音がすると評判なのですが、これに非常に狭い範囲でバグがあります。
具体的には Pro Tools 7.3.X を Intel Mac で動かしている場合に限り、突如「-38 ProTools.vdb」というファイルの読み込みに失敗しました、とダイアログが表示されて作業ができなくなってしまうというもの。
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今日私がドラムを録音していた環境そのまんまで、幾度となくこのバグに遭遇してストレスがマッハな一日でした。下は、そんなときでも最強になれる名言集。
ブロントさん名言集


対策は簡単で、とりあえずセーブはできるので作業を保存してから Pro Tools を強制終了(終了すらまともにできません)して、起動しなおします。
根本的な解決はバージョンアップでしか図れませんが、とりあえず作業を進めたい場合や、自分で勝手にアップデートできない場合はこれでやり過ごしましょう。
ちなみに強制終了は画面左上のりんごのマークから選択できます。


この BFD ですが、使う時にも結構癖があります。例えば、起動時に Stereo モードでなく Group モードを選ばないとどうやっても妙な残響が入ってしまい、キックの音が決まらなくなる、など。
また、 Core2 Duo 2.16GHz にメモリ 2G の Intel Mac でも、発音数などを調整しないと音が遅れてしまう(特にフィルインの連打等)事がありました。
現在は後継にあたる BFD2 が登場していますが、確かに音はいいのでその内お金が入ったら手を出そうと思います。
しかしインストールに 60G の空き容量が必要とか、最近の音源は要求もものすごいですね。