理解は幸せ

きっかけは授業中

授業中に先生がオスカー・ピーターソンというジャズピアニストの話をしていました。指が C の音からオクターブ上の A まで届いたとか、そんな内容だったと思います。
その時はすげぇ、と思うだけで、オスカー・ピーターソンという名前にも心当たりがありませんでした。

そして Wikipedia

帰宅してから、何となく引っかかったので『オスカー・ピーターソン』を検索。Wikipedia の該当項目を開くと、 "The Days of Wine and Roses" の作曲者じゃありませんか!さすがにこの曲は知っていたので、まずここで最初にシナプスが繋がりました。
"The Days of Wine and Roses" はありませんでしたが、せっかくなので動画を一つ紹介しておきます。指の動きが同じ人間とは思えない…そして何より、楽しそうに演奏していますね。
D

オタク的発見

さらに Wikipedia を読み進めると、ピーターソン氏はベーゼンドルファーのピアノを愛用しているとの事。リンクをたどってベーゼンドルファーについて調べたら、現在経営難に陥っている事や、生産台数がとても少ない事などが分かりました。
東方シリーズにプリズムリバー三姉妹というキャラがいて、彼女らは楽団を結成しています。そして、その内の一人が使うスペルカードに『ベーゼンドルファー神奏』というものがあります。
東方シリーズの舞台である幻想郷という場所は、現実から忘れ去られたものが集まる場所として描かれています。そういう意味で、滅多に目にする事のないベーゼンドルファーの名前をスペルに名づけたのかな、と推測する事もできます。

そして時間が過ぎていく

と、知識の断片が繋がっていくのは非常に楽しいのですが、問題はすぐに時間が経ってしまう事ですね。俺、自重しろ。
明日は事務処理などのために前の勤務先に行くので、オスカー・ピーターソンの CD でも買ってこようと思います。CD ではベーゼンドルファーのピアノが出す倍音はカットされてしまうらしいですが、まだまだレコードを聴くような洒落た真似はできません。